アトピー性皮膚炎・乾癬治療の未来を目指す 免疫調整による
しい選択

「もう一生アトピーと付き合うしかない・・・」と諦める前に

  • LINEで完結
  • ステロイドに
    依存しない治療
  • オックスフォード
    大学医学博士が診察

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コンセプトConcept

日本では子どもの約3人に1人、大人の約10人に1人がアトピーに悩み、日々の生活に大きな影響を受けています。あなたが自分らしく、健やかに、納得のいく毎日を送れるように。

アトピー・乾癬の根本改善には、薬の力で免疫を抑えるのではなく無理なく免疫バランスを整えることが鍵です。

当院では人が本来持つ「自己回復力」に着目し、科学的エビデンスと約40年に渡る臨床経験から、西洋医学と東洋医学の叡智を結集し、免疫を中庸にすることで悪化と改善を繰り返す肌のサイクルバランスを調整します。

ステロイドはとても優れた薬。
しかし、免疫を中庸に整えながら
緩やかに離脱することが大切。

ステロイドや免疫抑制剤は、炎症を強力に抑える即効性を持つ治療薬です。
アトピー性皮膚炎や自己免疫疾患の治療において、多くの患者さんの生活の質を向上させてきました。
しかし、長期使用による副作用のリスクもあり、適切に活用しながら、最終的には免疫を中庸に整え、緩やかに離脱していくことが重要です。

私はオックスフォード大学で移植免疫学を学び、免疫は過剰でも不十分でも問題が生じる繊細なバランスの大切さを知りました。
当院の治療では免疫を過剰に抑え込むのではなく、皮膚バリアの強化や免疫の適正化を通じて、ステロイド等の使用頻度を減らし、無理なく寛解へと導くことを目指しています。

ステロイドを敵視するのではなく、その役割を正しく理解し、最適に使うこと。
そして、免疫を抑制するのではなく「整える」ことで、本来の健康を取り戻すことが大切です。

オックスフォード大学 医学博士 新見 正則 MASANORI NIIMI,MD,DPhil,FACS

新見 正則オックスフォード大学 医学博士

慶應義塾大学医学部卒業後、一般・消化器外科にて数多くのがん手術を経験。その後、オックスフォード大学にて免疫学を研究し、医学博士を取得。

西洋医学と東洋医学の融合による新たな医療アプローチ長年にわたる研究と臨床経験を活かし、新見医師は西洋医学と東洋医学を組み合わせた「統合医療」の可能性を追求。科学的根拠(エビデンス)に基づいた生薬「フアイア」を用いた免疫調整治療に取り組んでいます。

免疫調整の重要性Importance

アトピー性皮膚炎・乾癬と免疫の関係

免疫システムは、本来、外部からの病原体や異常な細胞を排除しながら、必要以上の炎症を抑えるというバランスを維持する仕組みを持っています。
しかし、この免疫バランスが崩れると、自己免疫疾患や慢性炎症性疾患が発症し、過剰な免疫応答が正常な組織を攻撃するようになります。
アトピー性皮膚炎では、Th2型免疫(IL-4, IL-13, IL-31)の過剰反応がバリア機能を低下させ、外部刺激に対する過敏な反応を生じさせます。一方、乾癬ではTh17型免疫(IL-17,IL-23, TNF-α)の過剰活性が炎症を増幅させ、異常な皮膚の角化を引き起こします。
それぞれ異なる免疫経路の異常によって発症しますが、共通して「免疫のバランスの崩れ」が炎症の持続・悪化に関与しています。

アトピー性皮膚炎

乾癬

既存治療の進歩と副作用

アトピー性皮膚炎・乾癬の治療は、ここ半世紀で大きな進歩を遂げました。

ほとんどのアトピー性皮膚炎・乾癬の治療は「免疫の異常な過剰反応を抑制する」ことを目的としています。

しかし、免疫抑制には感染症リスクの副作用 が伴います。特に、広範囲に免疫を抑制する薬ほど副作用のリスクが高くなります。

治療法リスク副作用
ステロイド外用薬 長期使用で副作用あり 皮膚感染症、皮膚萎縮、毛細血管拡張、リバウンド現象
免疫抑制外用薬(タクロリムス軟膏) 感染症のリスクあり 皮膚感染症、ヒリヒリ感
生物学的製剤(IL-4, IL-17, IL-23阻害薬) 高額で定期的な注射が必要、
過敏症反応や感染症のリスクあり
結膜炎、注射部位反応、感染症リスク増加
免疫抑制剤(メトトレキサート・シクロスポリン) 全身の免疫抑制により、
感染症や臓器障害のリスクが高い
感染症リスク増加、腎・肝障害、吐き気・口内炎
JAK阻害薬(バリシチニブ・ウパダシチニブ) 血栓・脂質異常など
全身リスクが広範囲に及ぶ
感染症リスク増加、血栓リスク、高血圧・脂質異常

当院の治療では、既存の治療法とは異なり、免疫を抑えるのではなく免疫を中庸に(適切に調整)することに目を向けています。
そのため、免疫を完全に抑え込むのではなくバランスを整えることで、免疫抑制による感染症リスク等の副作用がなく寛解を目指します。

当院の特徴Features

アトピー性皮膚炎・乾癬には、一時的な対処ではなく、免疫のバランスを整え、肌のバリア機能を回復させ、炎症を抑えるアプローチが重要です。

当院では、免疫学と東洋医学の視点から、科学的エビデンスのある生薬フアイアを用いて免疫の過剰反応を抑え、炎症性サイトカインの分泌を内外から調整するトータルケアを指導しています。

当院の治療は、過剰に上がりすぎた免疫は下げ、下がりすぎた免疫は上げるため、免疫抑制による副作用はありません。

当院の治療Our Treatment

科学的エビデンスのある「生薬フアイア」の内服に加え、新見 正則医師とお風呂博士が共同開発した「温浴療法」、そしてステロイドや免疫抑制剤を一切使用しない 「9つの無添加紫根クリーム 」 3つのメソッドを組み合わせた免疫調整療法を提供しています。

従来の治療では、ステロイドや免疫抑制剤の長期使用により、皮膚のバリア機能が低下し、リバウンドや皮膚の萎縮・色素沈着・感染症リスクの増加などの副作用が大きな課題です。

当院では、 科学的エビデンスと長年の臨床経験に基づいて、免疫を抑制するのではなく、適正に調整するアプローチで、 従来の治療による副作用や依存性のリスクを軽減しながら、アトピー性皮膚炎や乾癬の寛解(症状が落ち着いた安定状態)を目指します。

アトピー乾癬免疫調整療法3つのメソッド

当院の処方3点セットOur Treatment

免疫調整生薬「フアイア®️

30包

科学的エビデンスがある生薬フアイアの内服薬1か月分(30包)です。1日1包(3g)を他の食物の影響を受けにくい「食前」「食間」 が望ましいでしょうが、食後でも大丈夫なので内服して下さい。
飲み方は、ご自身が一番飲みやすい方法でお飲みいただいて問題ありません。ジュースやコーヒー、ココア、お茶と一緒に飲んでも構いません。

生薬フアイアはどの西洋薬、漢方薬とも併用禁忌はありません。ある食品を控えるなどの制約もありません。

副作用:当院処方の20倍を服用した際に、稀に下痢の症状が出る報告があります。

免疫を中庸にする科学的エビデンスフアイア

フアイアの主成分TPG-1による「免疫の中庸化」

フアイアの主成分である TPG-1(プロテオグリカン) は、特定の免疫経路のみを抑制するのではなく、免疫全体のバランスを適切に調整する 働きを持つことが報告されています(J Biol Chem 2019)。これは、過剰に活性化している免疫反応を抑えつつ、必要な免疫機能は維持する という、「免疫の中庸化(適正化)」の作用があります。

具体的には、炎症性サイトカインなど異常な免疫活性を抑制する一方で、自然免疫や抗ウイルス免疫に必要な防御機能を損なわないことが研究で示されています。これにより、フアイアは過剰な炎症を抑制しながら、アトピー性皮膚炎・乾癬の症状を改善する可能性が示唆されています。

また、TPG-1の免疫調整作用はがんに対する免疫にも応用可能であることが大規模臨床試験で示されています。これは、TPG-1が免疫系を適正に調整し、がん細胞を攻撃する免疫細胞(T細胞、NK細胞)の活性を維持する一方で、免疫抑制因子の過剰な影響を防ぐことによる可能性が考えられています。

このように、フアイアのTPG-1はアトピー性皮膚炎・乾癬、関節リウマチ等の自己免疫疾患とがんの両方に対し、免疫バランスを最適化することで治療効果を発揮する可能性が期待されています。

フアイアの基本情報

フアイア(Trametes robiniophila Murr.)は、エンジュの老木に寄生する数百種類のキノコのひとつであり、古くから健康維持に活用されてきました。
しかし、天然物はほぼ絶滅しており、現在は菌糸体を工場内で培養・精製・濃縮することで、高品質で安定した「フアイア顆粒」として提供されています。
この製法により、品質のバラツキを最小限に抑え、農薬や重金属の混入リスクも排除されており、日本の医療用製剤と同等の品質を担保しています。

フアイアのエビデンス

フアイアは、日本では、「専ら食品」扱いの生薬です。がん、炎症、免疫異常に関与する様々な疾患に対して、医薬品と同等のエビデンスを持っています。

肝臓がんにおいては、米国腫瘍学会のエビデンスピラミッドの頂点です。エビデンスの質が非常に高く、権威のある医科学ジャーナルに掲載され、世界的に高く評価されています。

フアイアの主成分「TPG-1」とその働き

かつて、フアイアの主要な有効成分はタンパク質であると考えられていましたが、2019年に発表された論文(J BiolChem 2019) により、「TPG-1」という糖鎖がその主成分であることが明らかになりました。

研究では、「TPG-1」の単離に成功し、試験管内(invitro)、動物実験(in vivo)、さらにはヒト臨床試験においても、免疫調整作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用が確認されたことが報告されています。

また、その作用メカニズムとして、TLR-4(トール様受容体4)を介して免疫系に影響を与えることが示されています。

臨床研究によるフアイアのエビデンス

乾癬における臨床研究

最新の研究(BioMed Research International, Volume 2018,Article ID 2372895)では、乾癬患者を対象としたプラセボ対照二重盲検試験が行われ、フアイアの有効性が統計的に明確な差をもって証明されました。

  • 対象: 乾癬患者(実薬群84例、偽薬群80例)
  • 評価項目: 乾癬スコア(PASI90)
  • 試験方法: 偽薬とフアイア(+黄精・枸杞子を配合)の投与比較
  • 摂取量:体重70kg以下: 6g × 2回 / 日      体重70kg以上: 6g × 3回 / 日
  • 試験期間: 4週間
  • 結果: フアイア投与群は、乾癬スコアの大幅な改善を示し、統計的に有意な有効性が確認された。グラフ(PASI90)からも分かるように、フアイア投与群(灰色)は4週後に顕著な症状改善を示し、プラセボ群(オレンジ色)と比較して有意な差が認められました。

がん領域における臨床研究

フアイアは、中国で1992年に抗がん新薬(医薬品承認番号Z-20000109)として認可され、現在ではさまざまながんの治療に保険適用されています。
2018年には、肝臓がん手術後の患者を対象とした1,000例規模のランダム化比較試験(RCT)が行われ、生存率をエンドポイントとする大規模臨床試験で有意な結果を示しました(GUT 2018)。
この研究により、フアイアは世界で初めて明確な抗がんエビデンスを獲得した生薬となり、米国腫瘍学会のエビデンスピラミッドの頂点に位置付けられました。

フアイアの副作用

フアイア顆粒として1日総量で60グラムまでは重篤な副作用の報告はありません。稀に軽い下痢が生じますが、次第に下痢は治まります。2018年に英文医学雑誌GUTへ掲載されました研究では、当院処方の20倍量のフアイアを服用した686例のうち5%での下痢発生(下から二行目Diarrhoeaが下痢)が確認されています。

フアイアの効果効能は?

  1. 免疫亢進によって起こる症状の抑制

    ファイアは、免疫力の過剰亢進によって生じるIgA腎症、喘息、アトピー、 乾癬などにも著効します。免疫を中庸に整える働きがあります。ですから、免疫チェックポイント阻害剤などで危惧される免疫の異常亢進の心配はありません。

  2. がんの発症防止や共存

    ファイアは、免疫力の過剰亢進によって生じるIgA腎症、喘息、アトピー、 乾癬などにも著効します。免疫を中庸に整える働きがあります。ですから、免疫チェックポイント阻害剤などで危惧される免疫の異常亢進の心配はありません。

  3. 新型コロナ後遺症の改善

    西洋医学的に解決方法がいまだに見つからない新型コロナウイルス感染後遺症 (特にプレインフォグや倦怠感) にもフアイアは著効しています。この場合ファイアに加味帰脾湯という漢方薬を加え、ある程度の期間内服します。

  4. 老化や認知症の進行防止に

    老化が免疫チェックポイント阻害剤で阻止できるとの発表がありました。免疫力が加齢とともに低下するので老化したり認知症を発症します。 ファイアを老化防止と健康維持のために僕も家内も毎日内服しています。

フアイア入り入浴剤「イミュノバス」

30包

新見正則医師と、お風呂教授でおなじみの石川泰弘博士が温浴療法のために共同開発した入浴剤です。石鹸を使わずに温浴するだけで身体の汚れのうち約60%は落とすことができます。肌に良いとされる生薬ハトムギ(ヨクイニン)や抗菌作用のあるシコンなど天然由来の生薬を調合しています。
38℃〜40℃のぬるめのお湯にイミュノバスを溶かし、10分〜20分の薬湯をしてください。入浴が難しい場合は、薬湯を湯桶などに溶かし、掛け湯をするだけでも効果が期待できます。
入浴は、肌の乾燥が促進します。必ず入浴後10分以内に、当院の処方する紫根クリームまたは、かかりつけ医から処方されている保湿剤を用いて肌の保湿をしてください。

副作用:血行促進に伴い、療法初期は一時的にかゆみが出る場合があります。

イミュノバスによる薬湯療法

アトピー性皮膚炎や乾癬の方は冷えやすく、血流が悪化しやすい傾向があります。
血行不良は肌のバリア機能を低下させ、炎症を長引かせる原因となります。
アトピー性皮膚炎・乾癬の管理において、 血流の改善は皮膚の修復機能を高める重要な要素です。

薬湯療法では、免疫学と東洋医学の専門家である新見正則医師と、お風呂教授でおなじみの石川泰弘博士が共同開発した専用処方の入浴剤を使用します。

「イミュノバス」を使用した薬湯療法によって血行が促進し、皮膚細胞の微小循環が改善されることで、炎症部位への酸素供給と栄養供給が増加し、組織修復やバリア機能の回復促進が期待できます。
日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」でも、血行促進が症状改善に有用とされています。

また、石鹸を使わずに薬湯療法だけで身体の汚れのうち約60%は落とすことができます。
過度な洗浄による皮脂バリアの損傷を防ぐ ため、入浴時には石鹸やシャンプーの使用を最小限に抑えることが可能です。

温熱刺激により 副交感神経が優位になり、ストレス緩和や免疫の恒常性維持にも寄与します。

スポーツ健康科学博士
温泉入浴指導員(厚生労働省規定資格) 石川 泰弘

また、 過度な洗浄による皮脂バリアの損傷を防ぐため、入浴時には石鹸やシャンプーの使用を最小限に抑えることを推奨しています。
皮膚に直接作用する薬湯療法は、21世紀になってもその作用機序が未解明である部分もありますが、 新見正則医師と石川泰弘博士の臨床経験に基づき、薬湯療法がアトピー性皮膚炎・乾癬の症状改善に有効である経験が多数あります。
血流の改善は、単に炎症を抑えるだけでなく、 かゆみの軽減、体温調整、免疫応答の正常化 など、多面的な健康効果をもたらします。入浴によるリラックス効果と相まって、皮膚環境を健やかに整え、アトピー肌・乾癬の寛解を目指します。

※血行促進に伴い、一時的にかゆみが出る場合があります。刺激性がある人は洗い流してください。

配合されている主な生薬とその働き

  • ハトムギ(薏苡仁)

    作用
    保湿とざらつきの改善に有効。ニキビや湿疹ケアにも利用されます。
    特徴
    ハトムギ由来で、なめらかな肌へ導く成分です。
  • シコン(紫根)

    作用
    抗菌・抗炎症作用に優れ、アトピーなどのかゆみや炎症の鎮静に役立ちます。
    特徴
    古くから皮膚の創傷治癒や再生に使われてきた和漢の代表的な成分です。
  • カンゾウ(甘草)

    作用
    グリチルリチン酸を含み、炎症を抑える働きがあります。かゆみや赤みを和らげ、敏感肌のバリア機能をサポートします。
    特徴
    天然の抗炎症成分として古くから用いられてきた生薬です。
  • トウキ(当帰)

    作用
    血行促進と保湿効果に優れ、肌の新陳代謝を整えます。乾燥による肌荒れにも効果が期待されます。
    特徴
    女性の冷え性対策にも使われる生薬で、巡りを良くして肌の基礎力を高めます。
  • センキュウ(川芎)

    作用
    血行を促進し、肌のターンオーバーをサポート。赤みやくすみが気になる肌のケアに役立ちます。
    特徴
    湿疹やかゆみにも伝統的に使用されてきた生薬です。
  • ニンジン(人参)

    作用
    肌のハリや潤いを保ち、乾燥による肌ダメージを防ぎます。
    特徴
    疲れた肌や老化肌の回復を助ける高麗人参の抽出エキスです。
  • チンピ(陳皮)

    作用
    皮膚の炎症を抑え、肌荒れを防ぎます。爽やかな香りでリラックス効果も。
    特徴
    ミカンの皮由来の生薬で、敏感肌にもやさしい成分です。
  • フアイア

    作用
    免疫バランスを中庸に整えるとされ、かゆみや炎症を引き起こす過剰な反応を穏やかに保ちます。
    特徴
    免疫チェックポイントに働きかける新しいアプローチの生薬として注目され、内外からの肌ケアをサポートします。

「9つの無添加紫根クリーム」

35g

ステロイド、免疫抑制剤、合成着色料、石油系界面活性剤、パラベン、シリコーン、香料、鉱物油、エタノール完全無添加の紫根クリームです。
紫根に含まれるシコニンには、抗炎消炎、鎮痛、止血、抗菌、肉芽形成促進などの作用があるとされています。
保湿効果にとどまらず、シコニンの抗菌作用により黄色ブドウ球菌などの皮膚感染を抑制し、炎症や赤みの軽減が期待されます。
そのため、皮膚感染のリスクを伴うステロイド外用薬など免疫を抑制する治療との併用にも適しており、標準治療に伴う副作用を緩和しながら、免疫バランスを整えることで根本的な改善を目指す土台づくりに寄与します。

原料の一つである紫根は国内栽培農家と直接契約し、無農薬栽培されたものを100%使用しております。

副作用:ステロイドや免疫抑制外用薬を急激に中止し置き換えた場合、リバウンド症状(炎症の悪化やかゆみの増強)が生じる可能性があります。ご自身の症状を観察しながら徐々に移行することを推奨します。
ごく稀に紫根によるアレルギー反応が出る場合があります。

9つの無添加紫根クリーム

当院が処方する紫根クリームは、 ステロイド、免疫抑制剤、合成着色料、石油系界面活性剤、パラベン、シリコーン、香料、鉱物油、エタノールを一切使用しない9つの無添加で開発されました。

紫根(シコン)は国内の契約農家と直接提携し、無農薬で栽培されたものを100%使用しています。

高品質な原料にこだわり、 肌への優しさと有効性を両立しました。

主要成分の 紫根(シコン)は、古くから皮膚疾患の治療に用いられてきた生薬であり、その有効成分シコニンには抗炎症作用、創傷治癒促進作用、抗菌作用などが報告されています(Zhang DK et al., Journal of Ethnopharmacology, 2018)。

シコニンは血管透過性の亢進を抑制する作用を持ち、ヒスタミンや炎症性サイトカイン(IL-4, IL-6, TNF-α)によるアレルゲン誘発性の炎症反応を抑えることが示されています。この作用により、アトピー性皮膚炎におけるかゆみや炎症の悪化を防ぎ、皮膚の健康維持に寄与するとされています。(Liu Y et al., Phytomedicine, 2017)。

また、シコニンは 皮膚バリア機能の維持にも貢献し、炎症による経皮水分喪失(TEWL)の増加を抑えることで、乾燥を防ぎ、長期的な肌の健康サポートに最適です(Hsu S et al., ExperimentalDermatology, 2019)。

https://cosmetic-ingredients.org/skin-conditioning-miscellaneous/8844/

ステロイド・免疫抑制外用剤との使い分け

フェーズ推奨紫根クリームの位置付け
急性期(炎症・かゆみが強い時) ステロイド or 免疫抑制外用剤で
短期的に炎症を鎮める
ステロイド等の副作用を抑えるために、
ステロイドを塗布した部位を中心に塗布
回復期(炎症が落ち着きつつある時) ステロイドを減量しながら
保湿・バリア機能回復を強化
標準治療の保湿剤と上手に併用しながら
ステロイド等の減量を目指す。
寛解維持期(症状が安定している時) 保湿剤中心のスキンケア 紫根クリームを毎日の保湿ケアの中心に。

当院で処方する紫根クリームは、ステロイドや免疫抑制剤と賢く使い分けて最大効果を発揮できる保湿剤です。
ステロイド、免疫抑制剤は、短期間で炎症を抑える即効性がある一方、長期使用による皮膚萎縮やリバウンド、耐性形成、感染症のリスクなどの副作用が指摘されています(Feldman SR et al.,Dermatologic Therapy, 2021)。そのため、適切に使用しながら減量・離脱を目指すことが重要です。

紫根クリームは、アトピー性皮膚炎の痒みの原因になるアレルギー反応を抑え、皮膚バリアを修復・強化をします。
緩やかにステロイド、免疫抑制剤の使用頻度を減らし、健康な肌状態を維持することを目的としています。

オンライン診察処方の流れFlow

全国どこからでもLINEで予約診察完結

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料金/プランPrice / Plan

治療法 当院の治療 生物学的製剤デュピクセントなど 一般的な治療ステロイド外用薬など
月額費用 49,800円(自費) 約30,000~50,000円(3割負担時) 約1,000〜5,000円(3割負担時)
治療内容 1日1回の内服
薬湯
保湿
2週間に1回の
自己注射
毎日の塗布
通院負担 オンライン診療のみ 初回指導・定期診察 症状により通院
副作用 重大な副作用は
報告されていません(他の薬と併用可能)
注射部位反応・免疫バランスの乱れよる結膜炎・好酸球増加・関節痛など 皮膚萎縮・ステロイドざ瘡・多毛・免疫低下による感染リスクなど
治療の考え 免疫バランスを適切に
整えて根治を目指す
免疫を抑制して
症状を緩和する対症療法
免疫を抑制して
症状を緩和する対症療法

備考:
・デュピクセントの費用は薬価および通院頻度により変動します(薬価:約8〜10万円/月 → 3割負担時)
・ステロイド外用薬は重症度や使用部位により薬剤が異なります
・当院の治療は“免疫を中庸に整える”ことを目的とした、非ステロイド・非注射のアプローチです

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開発者の紹介Developer

スポーツ健康科学博士
温泉入浴指導員(厚生労働省規定資格)
石川 泰弘

2006年より㈱バスクリンのにて「きき湯シリーズ」を大ヒット商品にしました。
「お風呂博士」として TV・雑誌・Web・ラジオなど多くのメディア活躍。ラグビー日本代表チームをはじめ多くの日本代表チームやトップアスリートに対して入浴や睡眠を活用したリカバリーに関する講演を行いました。メディアに出演する際は「お風呂教授」と呼ばれています。

オックスフォード大学 医学博士新見 正則

慶應義塾大学医学部卒業後、一般・消化器外科にて数多くのがん手術を経験。その後、オックスフォード大学にて免疫学を研究し、医学博士を取得。
西洋医学と東洋医学の融合による新たな医療アプローチ長年にわたる研究と臨床経験を活かし、新見医師は西洋医学と東洋医学を組み合わせた「統合医療」の可能性を追求。科学的根拠(エビデンス)に基づいた生薬「フアイア」を用いた免疫調整治療に取り組んでいます。

オックスフォードでの学びOxford

医療における「Zero to One」を、アトピー治療に。
外科医としての経験を重ねながら、私は「目の前の命を救う」ことの先にある、医療そのものを進化させる挑戦を求めていました。

当時から『Zero to One』の思想が大好きで、新しいものを生み出すことに強い情熱を持っていたのです。そんな折、オックスフォード大学への博士課程留学の奨学金募集が目に留まりました。
世界中から集まったエリートとともに、私は移植免疫学というゼロからの分野に飛び込み、5年間一度も帰国せずに学び続けました。Doctor of Philosophyは、物事の考え方を深く理解し、科学的に問いを立てる力を身につけた者に与えられる称号です。私にとっては、単なる学位ではなく、「医療に正しく向き合うための思考法」を獲得した時間でした。

帰国後、私は国内初となる保険診療のセカンドオピニオン外来を開設し、多くの患者さんと対話を重ねました。

その中で感じたのは、“正しい治療”が、必ずしも“納得のいく医療”ではないということ。医学的に間違っていなくても、患者さんの心と体に“しっくりこない”現実があったのです。
そこで私は、視野を広げて漢方の世界に足を踏み入れました。

当初は科学的根拠の乏しさに違和感がありましたが、大卒で皇室の主治医を務めた松田邦夫先生に師事し、実際に使い、検証を重ねるうちに、西洋医学では届かない領域が確かに存在することに気づきました。

だから私は、過去の知見を尊重しながら、エビデンスに裏打ちされた医療で未来をつくることを選びました。

その過程で出会ったのが、フアイアという生薬です。

中国では抗がん新薬として認可されており、何より注目すべきは、免疫力を単に「高める」のではなく、
適切なバランス“中庸”に整える性質を持つこと。

アトピーや乾癬をはじめとした免疫の過剰反応に悩む方にとって、この中庸という視点は重要な鍵になると確信しています。
本クリニックでは、西洋医学、漢方、免疫学、
それぞれの叡智を融合しながら、エビデンスに基づいた“人生を変える選択肢”を提供します。

単なる治療ではなく、あなた自身の体と向き合う医療を、一緒に始めましょう。